8月は終戦記念日があったり、痛ましい事件や経済的にも波乱続きで、私自身何をメルマガに書き込めば良いか悩んでしまいますが、ここは私らしく外させて頂きます。

私は仕事上新幹線に乗ることが多いのですが、ささやかな、実にささやかな楽しみは、袋とじの付いている週刊誌を売店で買い込み、隣が空いている席に乗り込んでそれを破いて微笑んで(ニヤツキではありません)目的地に着いたらゴミ箱に捨てるという行為を時々行うことです。

ある会合で、立派な社長様たちと偶然その話題で盛り上がりました。結構皆様ささやかな、実にけなげな気持ちで私と同じであることが判明し、とても勇気付けられました。しかしそのようなささやかな楽しみも神様は「できる男!」にはペナルティを与えられるようです。ある社長様はうっかり会社に持ち帰ってしまい鞄を開けた時、もろに秘書に見られてしまったり、ある社長様は家に持ち帰り娘にもろに見られ、父親の尊厳を失ってしまったなど、日ごろの仕事人間の権威はどこに行ってしまったんだ!という経験をされているようです。

私も新幹線の中で食べ終わった駅弁とゴミと読み終わった袋とじ週刊誌を何気なく隣の席に置いて車窓をボーッと眺めていると、「ごみなら片づけましょうか?」と言われ、「アーありがとう、みんな捨ててください」と言った後、我に返ったときはすでに遅く、きれいな女性の車掌さんの背中を焦って見送ったことは何度もあります。

袋とじは良くないのです!特に私の指はデブなもんですから太いので、袋とじを破くと紙が大きく裂けますので週刊誌を閉じても大幅にはみ出しており「こいつ見たな、破ったな」とすぐにわかってしまうのです。他の社長さんたちも一緒。

でも開き直っています。仕事のできる人たちと私は一緒なんだと。エヘンのトホホです。

ちなみに参考までに申し上げますが、袋とじの中身は毎回がっかりします。破る期待を大きく外す詰まらなさです。でも綴じられているとなー、、、