少し前のメルマガに、原油高を何故政府は期待するのかということには触れていませんでしたね。これはあくまでも一般消費者とは直接は関係ない話です。消費者にとっては安いことはとても良い事ですから。要するに単純な話、需要と供給のバランス、原油が安いのは世界景気が悪く石油消費が悪いからから、原油が高いということは世界景気が良くて石油消費が増えたという証、企業収益改善のバロメーターということです。

日銀のインフレ導入論も原点は同じです。問題はここからなんですよ。少子高齢化、労働人口激減、先行き不安等、消費は伸びません。新商品は需要喚起になりますが、液晶テレビや画期的技術が出尽くした今、新しい需要喚起は望めないですね。結局むりくり金融緩和や利息をいじったって実需が伸びませんから、おまけにデフレの今でもお役人の取り分の公共料金は絶対に下げませんから、所得の低い人ほど不利になる=貧富の差を増長しているということになります。

さて大切なのはその解決策ですが、政治力があればいとも簡単に出来るのです、必ず!!!しかし…、今の政治家では10000000%期待できないのは周知の事実、結局国内ではどうにもならなく、海外要因の神風吹くのを神頼みするしかないのです。でも政治家選んだのは私含め皆様なのですから、因果応報ということで諦めましょう。愚民は愚政を産むということで。

ライブ来てね。