北朝鮮に強制的に拉致された、横田めぐみさん始め、ほかの被害者の方々のご苦難は我々の想像を超えた筆舌に耐えがたいものと、北朝鮮への怒りは禁じ得ません。日本人の主権を冒とくした北朝鮮には、何があっても妥協すべきでなく、強く対峙しなければいけないと思います。しかし前回の衆院選、小池旋風が吹き荒れて、安倍さんへの支持率が凋落したとき、政治評論家の田原総一朗氏が官邸に赴き、支持率挽回の策として拉致問題解決のために訪朝を勧めたと言う話を聞いたことがあります(田原さん本人もその後話されていた記憶があります)。その後、小池のアホ!としか言いようがない「排除」の一言で日本の2大政党実現が崩れてしまいまして、訪朝は必要で無くなったんでしょうね。そして今回も政争の道具として拉致問題を利用されていますが、北朝鮮の反発をただ招いているだけで、拉致被害者の皆様の救済からは更に遠のいている感があります。あまりにも政治家の保身が酷い!としか言いようがありません。
私は横田様ご夫妻が、拉致問題がクローズアップされる前から必死の思いを伝えていた姿を今でも覚えており、今お歳を召されたご夫妻の姿を見ていますと痛々しくてしかたありません(無作為偽善者の私も同罪でしょうが)。横田ご夫妻の愛情は涙を誘いました。
また、かといって田口八重子さんが池袋で失踪された時のニュースも記憶がありますが、それでお終いでした。(水面下では警察が大きく動いていたと思いますが)それが、拉致問題が大きくクローズアップされたら急にお兄さんの飯塚さんが表面に出て会長になったり、ほかの拉致被害者のご兄弟が出てきたり、国会議員に立候補したりで、なんやろな?と複雑な思いでおります。失踪してから何年も経過してから急にですよね。あの方々はどういう生活をしているんでしょうか?帰国された被害者の皆様は手厚く保護すべきですが、それ以外の方々まで面倒を見る必要があるのでしょうか?安倍さんが狙っている拉致問題解決に純粋さはどこまであるんでしょう?すみません、私の勝手な推測です。木曜日、ライブです。お待ちしています。